2020年、新型コロナウイルスにより海外出張も全く無くなり、休日でさえ自宅に引き籠もらざるを得ない状況から始めたミニチュア製作。
ちょこちょことパンなどの単品のミニチュアを作って腕を磨いていたのですが、なんだか面白くない。何より自分のモチベーションが保てません。
増えていくパンのミニチュアとか見ていると、まとまった作品を作り上げたいという欲求にかられてきました。
ドイツ出張でのミニチュアとの出会い
もともとミニチュアに興味を持ったのは、ドイツ出張の時に精緻なミニチュアを見かけたこと。
結構お高いんですよね (^_^;)
大きなものは高価で買えず、ミュンヘンの土産物屋で買ったのがこちら。
ドールハウスのメーカ「ロイターポーセリン」のものです。
ニュルンベルクのおもちゃ博物館
それ以前にもニュルンベルクのおもちゃ博物館でドイツの職人魂を感じる精巧なドールハウスを見て、ビックリした記憶があります。
写真撮影可能だったので1枚だけ載せておきます↓ すごいでしょ、これ!
Nürnberg Toy Museum (Spielzeugmuseum) (2016年10月訪問)
ドイツミニチュアブランド「ロイター・ポーセリン(Reutter Porzellan)」
ドイツの世界的ミニチュア陶器ブランド「ロイター・ポーセリン(Reutter Porzellan)社」。
1950年代から自社工場でミニチュア陶器を熟練職人の手で作っているそうです。
ロイターポーセリンのカタログには、こんな切り取ったような作品も載っています。
ちなみにこれ日本で買うと、4万円ぐらいします(^0^;)
こういう作品はシャドーボックスとも言われるようで、これならジオラマほど気負わなくても作れそうです。
何をテーマに作るか
何でも良いといえば何でも良いのですが、何か張り合いがないと完成まで行けそうになかったので、テーマを決めました。
パンのミニチュアは比較的作れるようになってきたこともあり、懇意にしている南京町の「ラロッタベーカリー」が3月に5周年を迎えることから、5周年記念のシャドーボックスを作ることにしました。
完成した初ミニチュア作品
パン屋としては地味なのですが、いつも美味しいパンを頂いているので、出来た作品はサプライズでプレゼントするつもりで、作り始めたのは2020年1月でした。
ところが作り始めると意外にやることが多くて、結局5ヶ月かかってしまいました。
で、出来た作品がこちらです。・・・うん、地味ですね(笑)。
パンはもちろん、箱もショーケースもケーキクーラーも青い薔薇の花束も全部イチから作りました。
細かい点では似てないですし、自分としても反省点だらけなのですが、自分なりにかなり頑張って作りました。
クマは何かのキャラに似ていますが、背中に翼はないので、気のせいです(笑)。
ケーキクーラは洋白線をハンダ付けして作っています。
ネームプレートは白のインクリボンで黒の紙に印刷しました。
今のところお店に飾って頂いているので、もし訪問されましたらご笑覧くださいね。
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