ラロッタベーカリーにはケーキクーラー(英語ではCake Cooling Rackというらしい)にパンがならべられています。
店を再現するのにはケーキクーラーは絶対にリアルなミニチュアにしたい、と考えました。
活躍されているミニチュア作家さんもケーキクーラは製作されていますが、骨の数を端折ったりされているので、ここはリアルさで負けたくないところです。
調べてみるとこのケーキクーラーは「18-8 角型 ケーキクーラー 足付」というものらしく、寸法は主に300×400mm、350×500mm、400×600mmの3種類があるようです。
リアルなミニチュアとして再現する第一歩は、そのスケールにあわせた寸法決めですので、350 × 500mmを1/12スケールに落とし、簡単に手描き図面化しました(殴り書きでみっともないので非公開(笑))。
といっても、大したことをしたわけではなく、
・足の位置・高さ
・骨の本数
・骨の太さ
・骨の間隔
あと、ジグをいくつか考えたぐらいです。
実際の製作は、小学生の頃から電子工作で鍛えたハンダ付けの腕と工夫で何とかなりそうです。
材料は、加工のしやすさ、ハンダ付けのし易さ、ステンレスに近い色合いなので塗装が不要になりそうなことから、洋白線を選びました。
ピアノ線でジグを作ったり、耐熱のマスキングテープを使ったりはしましたが、放熱を考えたり、隣のハンダ付けが溶けないうちにさっと仕上げるのが綺麗に仕上げるコツのようです。
わりと良い感じに出来ました。
枠と内側の骨で洋白線の太さを変えていますが、分かりますかねぇ。
これを2個作りました。
試作品のバゲットのミニチュアを乗せてみましたが、良い感じに再現できたと思います。
次につなげられるような反省点もたくさん見つかり、一つまた良い経験になりました。
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